保障開始前に病気が発病した場合の注意点

もしも保険による保障が始まる前に病気にかかってしまった場合はどうすればいいのでしょうか。

例えば契約によって保障が始まる前に病気が見つかり入院した場合、保険でのサポートはされるのでしょうか。

結論から言えば、こうしたケースでは保障は下りない可能性が高くなってきます。

保険はあくまである一定期間の契約によってサポートするものなので、その契約期間を外れた時点でかかってしまった病気に関しては保障の対象外になってしまうのです。

では、逆に考えてみると保障が始まるのはいつからなのでしょうか。

常識的に考えれば契約が済んだらその時点ですぐに保障が始まりそうな気がします。例えば保険内容を確認して契約書の書面を確認し、それに押印したらその契約日からすぐに保障してくれそうなイメージがあります。

ですが現実的にはそうではありません。

保障が始まるまでには三つの手続きが必要となります。

まず一つ目は「契約書に必要事項を記入して印鑑を押す」です。

これはもう見てきましたが、ではそれ以外にどんな手続きが必要になるのかというと「医師の診断あるいは告知が終了する」というのが二つ目になります。

つまり健康であることが確認されてそれが保険会社に認められなければならないのです。

では三つ目は何かというと、「初回の保険料を支払う」というものです。

契約を交わして、健康が確認され、保険料を支払った。

この時点から保障がスタートします。

この三つの手続きにはそれなりに時間がかかりますので、くれぐれも注意が必要です。
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