医療保険は、今、月々の支払う保険料も少なく、かつきちんと保障も得られるため、加入者が大きく増えている種類の保険です。そして、そのため、保険会社も医療保険の中でも色んな種類のものを出しています。

「たくさんある」ということは比較・検討できる材料が多くて良いのですが、反面、「どれを選べばいいか分からない」「迷う」と感じる人も多いのではないでしょうか？

そんな時、医療保険に限らず、広く保険選びに迷った時に、使えるサービスがあります。

大別すると２種類あります。

＜１つめ＞資料請求サービス 有名なサービスですから知っている人も多いでしょうが、簡単に特徴を説明すると ☆ いろんな保険会社の商品をいくつでも取り寄せられる ☆ 利用料は無料 「気になる保険商品がいくつかある人」「資料を見比べて検討したい人」に最適です。 私も「保険市場」というサイトを利用して、３社から医療保険の資料を取り寄せました。平日だったからだと思いますが、資料請求した翌日には届いて、その早さに驚きました。

＜２つめ＞保険相談サービス 「自分はどの保険が必要か、分からない人」や「保険に詳しい人（専門家）の意見が聞きたい人」などは「資料請求」よりもこちらを選ぶ方が手っ取り早いです。 特徴は ☆ 保険のプロであるファイナンシャルプランナーに直接会って相談できる ☆ 一社専属の保険屋さんと違い、保険選びに中立で、セールストークがない ☆　相談料は無料 こちらも「資料請求」と同様に人気があるサービスですが、１点だけ、気になる点があります。 それは、 ★ 優秀なファイナンシャルプランナーさんが来てくれるかどうか ということです。 保険相談をウリにしているサイトはネット上にいろいろありますが、どのサイトが良いプランナーさんを紹介してくれるのかというと外からではわからないのが正直なところです。 例えば、良いサイトとしては「保険マンモス」があります。 このサイトに関しては、「優秀なプランナーだけを選別して、万一問題があった場合、即座にそのファイナンシャルプランナーを解雇させる」という方針を出していて、私も実際に利用してみたのですが、対応がすごく紳士的で安心して相談できました。

□ 優良サービスを活用する

「保険相談」や「資料請求」サービスを提供する会社はネット上にたくさんありますが、実際に私が使ってみて、良いと感じたのは下記サイトです。

それぞれの特徴を一覧にまとめてみましたので、興味のある人は参考にしてみて下さい。

	ジャンル	規模	ポイント	使って見た感想
保険マンモス	保険相談	中 （ベンチャー）	・ 「保険相談」「無料」で検索すれば上位ヒット ・ テレビや雑誌でもよく紹介される有名サイト ・ 保険にまつわる情報を多数掲載（医療保険に関するコンテンツも豊富	圧倒的な情報量（コンテンツ）で、説得力がある。知名度が高いので安心して申し込める。ベンチャー志向が強いので柔軟な対応は期待できない。
保険市場	資料請求	大 （上場企業）	・ 業界最大手で知名度は抜群 ・ 取り扱う保険商品、保険会社の数は最大級。無数にある医療保険の資料がいくつでも手に入る ・ 資料請求で有名だが保険相談もできる	もっとも多数の保険商品を扱っているので、希望の資料はどれでも、いくつでも請求可能。保険相談も行っているがファイナンシャルプランナーの経験や実力にはバラつきがある。

いずれも優良なサイトであるのは確かですが、上手く利用しなければ、魅力は半減してしまいます。

そこで、私なりに感じた「各サービスの上手な利用法」についても書いておきます。

□ 各サービスの上手な利用法

☆保険相談を上手に利用するコツ

保険相談に申し込む前に、まず、「今の保険のここが嫌！」「こんな保険に新しく入りたい」など、相談したい内容を具体的に決めておくこと

ちょっと無理かな？と思うような相談内容だったとしても、かまいません。
遠慮せずに、伝えなければ損です。

私の場合は、「結婚してすぐに、保険料の安さだけで掛け捨ての医療保険に入ったが、子供も出来た今は、保険期間や保障内容にちょっと不安がある。保険料は抑えたままで、今よりも充実した医療保険に変えられないか？」でした。

「保険料は上げずに保障だけ手厚くして欲しい」なんてワガママな要求（笑）だったかもしれませんが、さすがは保険のプロです。いくつかの医療保険をピックアップしてくれ、私の希望に沿うような解決策を提示してくれました。

ファイナンシャルプランナーの実力差も出てしまうところでしょうから、どうしても無理なときは考え直すか、「保険マンモスでダメだったから、次は別のところに相談しよう」といった具合に、他の保険相談に頼ればいいと思います。

☆資料請求を上手に利用するコツ

資料請求する前に、気になる商品数点をいくつかピックアップする。手当たり次第に請求しないこと！

何通でも資料請求できるとなると、つい、たくさん取り寄せてしまいがち。（私もそうでした）

もちろん、検討材料は多い方が良いのでしょうが、多すぎると資料を読むのも大変ですし、読んでいる内に何が良いやら悪いやら分からなくなってしまい、結局どれも選べなくなってしまいます。

それなら、最初から、保険相談に申し込む方が手っ取り早いでしょう。

保険選びにかける時間を少しでも減らし、二度手間を省くためにも、資料請求は興味のある保険数通に絞って行うのが賢明です。

以上、２点です。

私と皆さんとでは、保険に求めるものは当然違うでしょうし、相性の問題もありますから、全ての人にとって“使える”コツではないかもしれませんが、皆さんの悔いのない保険選びの一助として、当サイト＆当コラムが役立てれば幸いです。